消滅しつつある年賀はがきの文化
年賀はがきの発行部数は12年連続で減少している。
2003年の約44億枚が最多で、そこから比べると2020年度はおよそ20億枚の約半分。驚異的な減少傾向だということがわかる。
間違いなく携帯電話の普及、進化が原因である。近年ではSNSが普及したことにより、はがきではなくSNSのチャット機能や投稿機能を使って新年の挨拶を済ませるケースが増えたのだ。特に若者は年始にはがきを送るという習慣がないので最低限の挨拶を「楽に済ませよう」となってしまっているのだ。これが悪いとは言わないが私自身長く続く年賀はがきの文化が途絶えて欲しくない。私自信も多くの年賀はがきを送る訳ではないが古くからの友人や親戚から年賀はがきが来るとなにか新鮮で普段は感じられない喜びがある。
この現状に対策が取られていない訳ではない、私は実際学校で年賀はがきを提供され、正しい書き方やどのような人に送るのか?しっかりと教え込まれた。
文化を次世代に継承されてはいるが、効果はイマイチだ。
私的には親の影響が一番大きいと感じる。子供は大人の行動を真似するし、小学生がはがきを自分で買いに行くことは想像しがたいのでそのような環境を提供してあげなければいけない。その面からはがき文化を継承することは簡単ではないことがわかる。
皆さんも一年に一度なので新年の挨拶をはがきでしませんか?
その一手間で相手に特別な感情が生まれることは確かです。
年賀状を送って素晴らしい新年を迎えましょう!